ITエンジニアになるにはどれくらい勉強が必要という基準はないのですが、参考までにソフトウェア派遣会社に入る前に職業訓練校でIT全般のことを学んだのは4ヶ月くらいです。
全期間は6ヶ月なのですが、ITに関係ない授業もあったので、実質4ヶ月くらいだったと思います。この段階では、グーグルで検索しながらプログラミングができるというレベルでした。
プログラミングを例にすると
職人をイメージすると、調べなくても腕と頭でどうにかできるといった感じですが、ITエンジニアの場合はそうでもないです。というのもある程度大きな会社になると、様々なプロジェクトがあります。
さらに様々なプログラミング言語、ソフトウェア、サーバー機などがあります。これらをおぼえるのは到底不可能です。多くの人はグーグルで検索したり、参考書やドキュメント片手に仕事をします。
なので、勉強量というよりはシステムを開発したり、プログラミングをする上でわからないことが出てきたら、自分で調べることができる。調べる方法を知っている。くらいのレベルになれば十分ITエンジニアになれるんじゃないかなと思います。
例えばプログラミングの本にサンプルのアプリケーションがあるとします。これを実際に作ってみて、自分なりにカスタマイズできるようになったら上記のことはクリアできていると言えると思います。
さらにどうしても分からないことは、製品のカスタマーサポートに連絡してみるとか、ソフトウェアではれば開発元に問い合わせたり、コミュニティの掲示板で質問してみるといった経験があるといいと思います。これは知識や技術スキル云々ではなく、疑問点やわからないことをうまく相手に伝えるスキルになります。
どこで学ぶ?独学かスクールか?
未経験の場合はスクールで学ぶことをおすすめします。さらにいえば就職をバックアップしてくれるスクールがよいと思います。私の場合は職業訓練校でIT全般の技術を学んだのですが、学校とハローワークが連携していて卒業1ヶ月前くらいから地元の企業からオファーがありました。
学校でエントリーシートのようなものを書いてそれを企業がチェックし、自分の会社に合いそうな人に面接を受けませんかと連絡があります。
スクールをおすすめする理由は他にもあります。独学では何から学べばよいかわかりませんし、わからないことがあった場合、自分で解決しなければなりません。その点、スクールでは学ぶことが決まっていますし、分からないことは先生が教えてくれたり、生徒同士で解決することもできます。独学はスクールへ通いながらでも行うことができます。
何を学ぶべきかは、私自身がやってきたことを振り返って個別にまとめたものと共通する知識とスキルをまとめたものを作りたいと思います。
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