ITエンジニアになるにはキーボードのブラインドタッチは必要かどうかについてですが、結論から言うともちろん必要です。しかし、完全にマスターしないといけないか?めちゃくちゃ速くタイピングできないといけないのか?というとそうでもありません。
実際に私がそうだったのですが、ソフトウェア会社に就職しシステム会社に派遣されたときはなんとかブラインドタッチができたレベルです。
私のブラインドタッチマスターまで
マスターと言っておきながら今でも完全にできるわけではありません。ホームポジションとか教科書通りのブラインドタッチの練習をしたわけではないので自信があるわけではないんです。また、新しいノートパソコンやキーボードだと慣れるのに時間がかかります。
大学在学中は情報工学というコンピューターのことについて学ぶ学科でありながらブラインドタッチはマスターできず。卒業後もパソコンは持っていたのでインターネットやブログを書いたりしていましたがブラインドタッチまでには至らず。
ただ、ファミレス時代にブログを書いたりホームページを作成したり、ブログをカスタマイズしたりしていたのでキーボードを打つのが嫌だ!ということはありませんでした。そして、ファミレスを退職後に職業訓練校に入ったのですが、ここで本格的にブラインドタッチを学ぶことになります。
【退職後】ハローワークで就職活動&なんと!職業訓練校に入校決定
ブラインドタッチといっても基礎的な指の動き (といっても独学)はファミレス時代にできていて、ショートカットを学んだことが大きかったですね。後で気づいたことなんですがショートカットをマスターするのはブラインドタッチでは必須ですね。
本来ならマウスでやっていたことがキーボードでできるわけですから。
マウスを持つ回数が少なくなるので作業効率も上がりますし、キーボードを打つ作業に集中できます。必然的にブラインドタッチもできるようになるし、スピードも上がります。
システム会社で働くようになってから
以上のようになんとかブラインドタッチができるレベルでシステム会社で働くようになったのですが、ITエンジニアはひたすら文章を書くのが仕事ではない (もちろんガッツリ書くこともあります)ので、自分のタイピングのスピードに焦ることはありませんでした。
タイピングよりも効率
たとえばLinuxというOSではシェルというインターフェースでコンピューターとやり取りするんですが、アルファベットを入力して「Tab」をタイプするとそのあとを補完してくれるんです。つまり、キーボードをバシバシたたいているように見えて、実は数文字のアルファベットを入力して「Tab」、アルファベットを入力して「Tab」の連続なんです。
あと、Windowsのテキストエディタで設定ファイルなんかを開いて書き換えたりするんですが、一から書き直すなんていうのは稀で一部を書き換えたり、あるときは大半がコピペ作業だったりします。
効率から自動化
さらに言うと、ちょっと極論になりますがタイピングする必要がないように小さなプログラムを作ったりします。当時のことはすぐに思い出せないので最近作ったプログラムを紹介すると、あるキーワードで複数のサイトの検索を行いたかったのですが、いちいちサイトを開くのが面倒ですよね。
なのでキーワードを打ち込んで検索ボタンを押すとそのキーワードで検索ページのリンクを生成するプログラムを作成しました。これで検索キーワード入力する回数が1回になり、サイトを常に開く必要もなくなります。プログラムを作成する時間はかかりますが、完成してしまえばずっと作業を短縮できることになります。
まとめ
もっと書きたいことはあるんですが、伝えたいことは、ITエンジニアになるにはキーボードに何か恨みでもあるのか?というくらいバシバシたたくOLさんのようにブラインドタッチができる必要はないということです。そして、ブラインドタッチはできて当然なのですが、それとは違った考えが大事なんじゃないかなと思います。
自動化や作業効率化してブラインドタッチする必要がないくらいにするとか。
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