弱電屋とプログラマーは似ているような気がします

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弱電屋プログラマーは似ているような気がしたことについてです。

弱電屋とプログラマーは似ているような気がします

現在、私は先輩の弱電工事の仕事もしているのですが、現場に出るうちに「弱電屋とプログラマーは似ている」と思うようになりました。似ていると思う点は、
・多くの工事は既存の建物に対して行うこと
・機器の取り付けはもちろん配線にもセンスがいる
・元請け、孫請け、ひ孫請けといった構造
などです。

ソフトウェア開発やシステム開発で一から開発するというのは稀で、多くは既存のものをバージョンアップしたり、障害を修正したりすることのほうが多いです。弱電工事は監視カメラや赤外線、インターホンなどのセキュリティ系なのですが、多くの工事は既存の配線や建物に対して行います。

電気工事をしたことがない人にとってはピンとこないかもしれませんが、電線の配線はとてもセンスがいります。配線は壁裏や天井に転がっているので普段は見かけることはありません。なぜセンスがいるのかというと、

・最短ルートで配線し時間を短縮
・既にあるルートを使うのか壁に穴を開けて新規にルートを作る
・電線の種類を考慮してできるだけ材料費を節約する
・機器の増設や将来のメンテナンスも考慮して配線する

など、瞬時に様々なことを考えないといけないからです。プログラムの仕様を決めるのに似ています。仕様段階ではまだ時間を見積もる余裕があるだけに、弱電工事のほうがシビアかもしれません。既存の配線を確認する段階では納期が決まっているからです。

電気には入力と出力があります。この点もプログラムに似ていますね。

セキュリティに限った話なのですが監視カメラや赤外線などは24時間365日稼動しています。プログラムも多くは24時間365日稼動しています。この点も同じです。

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